ハウスクリーニングは業務用の掃除機械を使うのでいつもの掃除よる綺麗になります。
しかし、それだけが綺麗になる理由ではありません。
今回は、非日常的に綺麗になる理由を紹介します。
ちょっとした工夫・違いで見違えるほど綺麗になります。
スポンジ・クロス・ブラシの違い
普通の清掃・掃除でよく使うスポンジ・クロス・ブラシもハウスクリーニング業者は使います。
しかし、この普通の掃除用品が少し異なります。
何が違うか説明していきます。
材質の違い
スポンジだけでも素材の違いがたくさんあります。
- セルロース・・・木材パルプから作られたスポンジで吸水性が高く柔ない特徴
- ポリウレタン・・・合成素材で柔軟・軽量・耐久性がある最もポピュラーな素材
- メラミン・・・メラミン樹脂から作られており、微細な繊維で洗浄力が強力
- ラテックス・・・ラテックスゴムから作られており、弾力性があり柔らかい
- コンニャク・・・コンニャクの根から作られており非常に柔らかく優しい
キメの違い
同じ素材でもキメの異なる商品がたくさんあります。
実際にキメの大きさを確認する単位としてPPIがあります。
PPI → pores pre inch
この単位が大きいほどキメが小さいことになります。
固着している汚れ種類、汚れている物の素材によって使い分けることでキレイに短時間でクリーニングが出来ます。
特にクロスの種類は豊富で数を用意することは専門業者ではないと難しいです。
作業工程の違い
工程の違いといいますが、どこに時間をかけるかの話をします。
行っている内容は同じでもてどこに時間をかけるか、丁寧にするかで作業時間と仕上がりが変わってきます。
より短時間でキレイにする工夫になります。
掃除機を徹底する
特に床清掃が壁清掃の場合は、この作業をいつもより時間をかけることで業務短縮してキレイになります。
これは、自分でやる掃除の時から使えるコツになります。
最初に微細なゴミを取り除くことで効率化&美観がキレイになる
ここは、説明不要の効果だと思います。
掃除機後に雑巾がけをしてゴミが床に張り付いた経験はありますせんか?
見て見ぬふりをする → キレイにならない
見つけて都度取り除く → 効率が悪い
このどちらかになります。
特に角の部分・棚の中・棚の下など通常より丁寧に掃除機することで劇的に変わります。
掃除機をメンテンナスする
掃除機は溜まったゴミだけ捨ててしませんか?
掃除機のブラシやヘッドのメンテンナスをしてください。
掃除機ヘッドは思ったよりゴミが残って汚い状態です。
今のヘッドは分解できるようになっている物が多いので分解してキレイにしてください。
特に国産メーカーの掃除機は、ヘッドの分解が簡単で細部までキレイにできようになっています。
購入する際には、ヘッドの分解仕様や簡単に分解できるかも重要視してほしいです。
メンテンナスは、毎日掃除機をかける場合は、週1回くらいを目安にしてください。
かける範囲などにもよりますが、毎回する必要はありませんがこまめにすることをおすすめします。
これは、掃除機の性能が上がってかなり微細なホコリをとれるようになりました。
逆に微細のホコリがヘッドに付着しやすくなっています。
せっかくの性能をフルに活用する為にもヘッドメンテンナスをこまめにしてください。
業務用バキュームを使うとキレイになるか?
業務用を家庭用の違いは、吸引力の差になります。
吸引力はモーター性能に比例します。
ご家庭の掃除では、家庭用掃除機で十分キレイに出来ます。
今の家庭用掃除機は吸引力が強いので大丈夫です。
逆に業務用になると本体やヘッドが大きくなり小回りが効かないので家庭用のほうが住宅には適しています。
ブラシを有効活用する
付属品の部材を使わけていますか?
かなりの方が使っていないのではないでしょうか?
先端ブラシのヘッドは、角の清掃で力を発揮します。
フラット面の清掃が終わってから角を仕上げとして先端ブラシで掃除してください。
このヘッド交換は面倒ですが、かなり仕上がりが変わるのでやってください。
このひと手間が、業者との違いになります。
難しいことではなく、面倒なことをいかに実行するかの違いです。
仕上げで保護コーティングする
床のワックスやシンクの磨きなど、プロならではの作業があります。
ご自身で清掃する場合は、キレイにして終わりのケースがほとんどだと思います。
キレイにして保護することで汚れにくくする効果があります。
薬剤・洗剤を使い分ける
ハウスクリーニングの薬剤は、汚れの種類や場所によって効果的な薬剤が異なります。
一般家庭で多くの薬剤・洗剤を用意するのは難しいと思いますがハウスクリーニング業者がどう使いか分けているが紹介します。
アルカリ性洗剤
主な汚れ: 油汚れ、キッチン周りの頑固な汚れ
使用箇所: ガスレンジ、換気扇、フライパンの焦げつき
効果: 油脂やたんぱく質を分解しやすく、キッチンの油汚れや頑固な汚れに適しています。
酸性洗剤
主な汚れ: 水垢、カルシウム汚れ、サビ
使用箇所: トイレ、浴室の鏡、蛇口、タイルの目地
効果: 石灰やミネラル汚れを溶かし、トイレや浴室の水垢除去に効果的です。
中性洗剤
主な汚れ: 軽い汚れ、日常のホコリや軽い油汚れ
使用箇所: フローリング、テーブル、家電、ガラス窓
効果: 強力な洗浄力はないものの、素材を傷めずに汚れを落とすため、幅広い場所で使用できます。
酸素系漂白剤
主な汚れ: 食器、衣類の漂白
使用箇所: キッチン、洗濯
効果: 酸素を利用して汚れを浮かせ、漂白します。塩素系よりも優しく、色柄物にも使えるのが特徴です。
アルコール系除菌剤
アルコール系除菌剤
主な汚れ: バクテリア、ウイルス
使用箇所: キッチン、テーブル、手すり、ドアノブ
効果: 手早く除菌ができ、乾燥が早いので、衛生管理が求められる場所に便利です。
使い分けのポイント
場所に適した薬剤を選ぶ: キッチンでは油汚れが多いのでアルカリ性洗剤を、浴室やトイレでは水垢やカビ対策に酸性洗剤や漂白剤を選びましょう。
汚れの種類を確認: 複数の汚れが混在している場合は、それぞれに応じた薬剤を使い分けると効果的です。
素材への影響を考慮: 強い薬剤は素材を傷めることがあるため、素材に合った洗剤を使用するよう心がけましょう。たとえば、塩素系漂白剤は金属を傷めることがあるので注意が必要です。
これらの薬剤を適切に使い分けることで、効率的で効果的なクリーニングが可能になります。
まとめ・総評
ちょっとしたひと手間や準備で効率も仕上がります異なります。
しかし、このように一般家庭で全てを用意することは難しいですね。
できる範囲で用意して難しい場合は、時々、業者にはハウスクリーニングを依頼してみてください。
コメント