アイリスオーヤマエアコンが「冷えない」「暖まらない」「風は出るが効きが弱い」といった症状でお困りではありませんか。
この症状は、設定ミスやフィルター汚れなど軽微な原因から、冷媒ガス漏れ・室外機故障・基板不良といった修理が必要なトラブルまで幅広く考えられます。
特にアイリスオーヤマエアコンは、設置後数年〜10年前後で効きが弱くなったという相談が多いメーカーでもあります。
本記事では、修理業者の立場から「冷えない・暖まらない原因」「自分で確認できるポイント」「修理が必要な判断基準」「修理費用の目安」までをわかりやすく解説します。
※緊急修理をご希望の方はお電話でお問い合わせください。
作業担当が詳細を確認して修理費用の目安をご案内します。

アイリスオーヤマエアコンが冷えない・暖まらない主な原因ランキング
冷暖房が効かない原因はひとつではありません。
ここでは、実際に修理相談が多い原因をランキング形式で紹介します。早めに原因を特定することで、無駄な修理費や買い替えを防ぐことができます。
1位|冷媒ガス漏れ・ガス不足【最も多い】

最も多い原因が冷媒ガス漏れ・ガス不足です。
エアコンの冷暖房は冷媒ガスの循環によって行われるため、ガスが不足すると「送風は出るが冷えない・暖まらない」症状が発生します。
※エアコンは通常使用でガスが減ることはありません。効きが悪い場合は、どこかで漏れている可能性が高いです。
2位|室外機トラブル(コンプレッサー・ファンの異常)

室外機のファンやコンプレッサーが正常に動作していないと、冷媒が循環せず冷暖房能力が低下します。
異音がする、室外機が動いたり止まったりする場合は、室外機内部の故障が疑われます。
3位|フィルター・熱交換器の汚れ

フィルターや内部の熱交換器が汚れていると、風量が低下し効きが悪くなります。
長期間掃除していない場合、冷えない・暖まらない原因になるため、まずは清掃を行いましょう。
4位|運転モード・風量/風向設定の問題

「送風」「除湿」モードになっていたり、設定温度が適切でない場合、冷暖房効果が感じられないことがあります。
修理前に必ず設定内容を確認しましょう。
5位|内部基板(制御基板)の故障

制御基板が故障すると、コンプレッサーやファンが正常に動かなくなり、冷暖房が効かなくなります。
この場合は部品交換修理が必要です。
アイリスオーヤマエアコンが冷えない・暖まらない時に最初に確認すべきこと
修理を依頼する前に、自分で確認できるポイントがあります。
簡単な確認で解決するケースもあるため、以下を順番にチェックしてください。
リモコンの運転モード・設定温度を確認とリセット作業

冷房は25〜28℃、暖房は20〜23℃を目安に設定し、送風・除湿になっていないか確認しましょう。
また、電池が弱って信号が飛んでいない可能性があります。電池交換や抜き差しをおこなってリモコンをリセットしてから操作してみてください。リモコンにリセットボタンがある場合は長押ししてリセットしてください。

フィルターが目詰まりしていると風量が低下します。掃除機や水洗いで清掃してください。
室外機周辺の環境を確認

室外機の前に物が置かれていたり、落ち葉やゴミが詰まっていると効きが悪くなります。
室外機と周辺物の距離を表の距離以上確保しましょう。
ブレーカー・電源を入れ直す

一時的な誤作動であれば、電源リセットで改善する場合があります。
5分~10分程度コンセントを抜いた状態にして、再度、差し込んで運転させてください。
4つの方法で改善しない場合は故障ですので早めに修理を依頼しましょう。
冷媒ガス不足・ガス漏れが起こる原因を解説
エアコンが冷えない・暖まらない場合に圧倒的に多い原因がガス不足です。
そのガス不足が起こる原因を詳しく解説します。
フレア接続部の緩み・劣化

エアコンの室内機と室外機を繋いている冷媒管は、写真のようにラッパ形状に加工して接続します。その接続方法をフレアを呼んでいます。このフレアが経年劣化や変形・緩みによってガス漏れするケースが最も多くなります。
設置時の施工不良

初期施工時の加工不良により、数年後にガス漏れが発生することがあります。
ゴミの付着・傷・割れなどがある状態で接続されていると数年後に隙間からガスが漏れ出します。
経年劣化による配管・部品の劣化

使用年数が長い場合、配管や内部部品にヒビが入りガス漏れすることがあります。
特に熱交換器の溶接部にヒビが入りガス漏れします。
施工会社が行うプロの点検・修理内容(当社サービス)
冷媒ガス関連の修理は専門知識が必要です。当社では以下の点検・修理を行います。
この点検で、「ガス漏れしているか」、「ガス漏れしている箇所」を特定します。
冷媒ガス漏れ検査(耐圧試験・検知器)

エアコン専用工具のマニホールドでガスの圧力を計測します。適正圧力より低い場合はガスが漏れています。
目視による配管・接続部点検

冷房時に冷媒ガスが漏れると霜がついて白くなります。冷媒管の接続4箇所と熱交換器を目視で確認します。
圧力・運転状態を含めた総合診断

リークチェックスプレーで接続箇所からガス漏れしていないか確認します。漏れ箇所にスプレーすると泡立つので発見することが出来ます。スプレーが無い場合は石鹸水でも代用できます。
当社のガス補充・ガス漏れ修理の流れ
当社のガス補充修理の流れをご紹介します。作業途中に何度もガス漏れが無いか確認します。正しい施工をすることでガス漏れは防止することが出来ます。

ガスの圧力を計測して圧力が低下している場合はガス漏れになります。
ガス漏れが確定した場合は、エアコンのどこでガス漏れが起こっているか調査します。
室外機のフレアで漏れている場合が非常に多いです。

変形したフレアを切り落として新しくフレアを作成します。
正しい大きさ、断面に凹凸がなく、きれいなフレアを作成します。

新しいフレアを接続して、エアコン内部の空気を吸い出して真空状態にします。
15分~20分程度、真空状態をキープできればガス漏れしません。
経験に頼らず、しっかりと確認作業を行います。

エアコンにはそれぞれ適正なガスの量と種類が決まっています。
重量計をつかって1g単位で入れていきます。

ガスを入れて循環させたら接続部にスプレーを吹きかけ泡立たないか確認します。
ここで泡立つ場合は微量のガスが漏れているので再施工します。
ガス漏れしないか何度も確認します。

最終確認として、室内機から冷たい風が出ているか温度計で確認します。
アイリスオーヤマスエアコンのガス補充修理費用
アイリスオーヤマのガス補充修理は、ガスの種類・ガスの量・漏れている原因・設置環境によって変動します。
詳しく修理料金を確認したい場合はお電話でお問い合わせください。
| 作業内容 | 単位(数量) | 修理費用の相場 |
|---|---|---|
| フレア加工 | 1箇所 | 2,000円~3,000円 |
| 真空引き | 1回 | 8,000円~15,000円 |
| 冷媒ガス | 100g | 1,000円~3,000円 |
| ガス補充 | 1回 | 8,000円~15,000円 |
| エアコンクリーニング | 1台 | 10,000円~15,000円 |
| お掃除機能付エアコンクリーニング | 1台 | 18,000円~25,000円 |
| 完全分解洗浄 | 1台 | 6,000円~10,000円 |
| 防カビチタンコーキング | 1台 | 3,000円~5,000円 |
| 室外機クリーニング | 1台 | 3,000円~5,000円 |


アイリスオーヤマエアコンの冷えない・暖まらないトラブルはどこに依頼すべきか
アイリスオーヤマエアコンが冷えない・暖まらない場合、「メーカーに連絡すべきか」「街の修理業者で直せるのか」と迷う方は多いです。
ここでは、症状別に適した依頼先の違いを修理業者の視点で解説します。
メーカー(アイリスオーヤマ)に修理を依頼する場合
保証期間内であれば、メーカー修理が基本となります。
ただし、保証外の場合は修理費が高額になることや、訪問までに時間がかかるケースがあります。
軽度の不具合や保証対象外修理の場合は、他の選択肢も検討する価値があります。
電気工事業者に依頼する場合
電源工事や配線トラブルが原因の場合は、電気工事業者が対応できます。
しかし、冷媒ガス漏れや室外機・基板トラブルなど、冷暖房効率に関わる修理は対応できないケースが多い点に注意が必要です。
当社(エアコン専門修理業者)に依頼する場合
アイリスオーヤマエアコンが冷えない・暖まらない症状は、冷媒ガス漏れや室外機不具合など、専門的な点検が必要になるケースが多いトラブルです。
当社では、運転状態や圧力を確認し、修理が必要かどうかを含めて原因を判断しています。無理な修理は行わず、状況によっては買い替えの方が適している場合も正直にご案内しています。
「修理が必要か分からない」「まずは原因だけ知りたい」といった段階でも対応していますので、冷え・暖まりの効きが気になる場合は、早めの点検相談がおすすめです。


アイリスオーヤマ特有の冷えない・暖まらないトラブル
アイリスオーヤマエアコンの冷えない・暖まらない症状は、一般的なエアコントラブルに加えて、メーカーや価格帯の特性によって起こりやすい原因があります。ここでは、修理現場で実際に相談が多い、アイリスオーヤマ特有の冷暖房トラブルについて解説します。原因を把握することで、修理が必要か、買い替えを検討すべきかの判断がしやすくなります。
設置から数年後に起きやすい冷媒ガス漏れトラブル
アイリスオーヤマエアコンは、設置から3〜7年程度で「以前より冷えなくなった」「暖房の効きが弱い」と感じる相談が多い傾向があります。
原因として多いのが、配管接続部(フレア部分)のわずかな緩みや劣化による冷媒ガス漏れです。見た目では異常が分かりにくく、送風は出るため気付きにくいですが、ガス不足が進行すると急激に効きが落ちるため、早めの点検が重要です。
室外機基板・制御系トラブルによる冷暖房停止
比較的リーズナブルな価格帯のモデルでは、室外機基板や制御部品の不具合により冷暖房が作動しなくなるケースが見られます。
この場合、運転ランプは点灯しているのにコンプレッサーが動かず、冷えない・暖まらない症状が発生します。リセットや設定変更では改善せず、部品交換を伴う修理が必要になることがほとんどです。
使用年数の経過による能力不足・効き低下
アイリスオーヤマエアコンは、使用年数が10年前後になると、内部部品の劣化や冷媒循環効率の低下により、購入当初より冷暖房能力が落ちる傾向があります。
特に真夏・真冬のピーク時に「設定温度まで下がらない・上がらない」場合は、修理と買い替えの判断が必要なサインです。点検の結果、高額修理が必要な場合は、買い替えを検討したほうが結果的にコストを抑えられることもあります。
アイリスオーヤマエアコンの買い替えを検討すべきタイミング
アイリスオーヤマエアコンが冷えない・暖まらない場合、必ずしも修理が最適とは限りません。
使用年数や故障内容によっては、修理を繰り返すより買い替えた方が結果的に安く済むケースもあります。
ここでは、修理業者の立場から「買い替えを検討したほうがよい代表的なタイミング」を解説します。
10年以上使用している
アイリスオーヤマエアコンを10年以上使用している場合、内部部品の劣化が進んでいる可能性が高くなります。
一度修理しても別の箇所が故障しやすく、短期間で再修理が必要になるケースも少なくありません。
年式が古い場合は、修理費と今後の故障リスクを考慮し、買い替えも視野に入れるのが現実的です。
修理が何度も必要になっている
過去にガス補充や部品交換を行っており、再び冷えない・暖まらない症状が出ている場合は注意が必要です。
この状態は、根本的な劣化や別箇所の不具合が進行しているサインでもあります。
修理を繰り返すことで費用がかさむ場合、買い替えのほうが長期的に安心できる選択になります。
コンプレッサー・基板など高額修理が必要な場合
コンプレッサーや制御基板の故障は、エアコン修理の中でも高額になりやすい項目です。
修理費用が新品エアコン購入価格の半分以上になる場合は、修理より買い替えを検討したほうが合理的です。
当社では、修理が適切か・買い替えが妥当かを含めて正直にご案内しています。
アイリスオーヤマエアコンが冷えない・暖まらない時のよくある質問(FAQ)
- アイリスオーヤマエアコンが冷えない原因で一番多いのは何ですか?
-
最も多い原因は冷媒ガス漏れ・ガス不足です。
エアコンは通常使用でガスが減ることはありませんが、配管接続部の劣化や施工不良、経年劣化によりガスが漏れると冷えなくなります。風は出ているのに冷えない場合は、ガス漏れの可能性が高いです。 - 暖房が効かないのに故障ではないケースはありますか?
-
はい、あります。
運転モードが「送風」や「冷房」になっていたり、設定温度が低すぎる場合は暖房が効かないと感じることがあります。また、霜取り運転中は一時的に暖房が止まるため、故障と勘違いされることもあります。 - アイリスオーヤマエアコンは使っているだけでガスが減りますか?
-
いいえ、減りません。
冷媒ガスは密閉された回路内を循環しているため、自然に減ることはありません。ガスが不足している場合は、必ずどこかで漏れています。ガス補充だけで済ませると再発する可能性があるため、漏れ箇所の特定が重要です。 - フィルター掃除をすれば冷えない・暖まらない症状は改善しますか?
-
汚れが原因の場合は改善することがあります。
フィルターや吹き出し口が詰まっていると風量が低下し、冷暖房効率が悪くなります。ただし、掃除しても改善しない場合は、内部トラブルやガス漏れの可能性があります。 - 室外機が動いていないように見えます。故障でしょうか?
-
故障の可能性があります。
室外機が動かない、異音がする、すぐ停止する場合は、ファンモーター・基板・コンプレッサーの不具合が考えられます。室外機トラブルは自己判断が難しいため、点検をおすすめします。 - アイリスオーヤマエアコンの修理費用はいくらくらいかかりますか?
-
症状によって異なりますが、目安は以下の通りです。
・冷媒ガス補充:15,000円〜30,000円
・ガス漏れ修理:8,000円〜16,000円
・基板交換:25,000円〜35,000円
正確な金額は現地調査が必要です。 - 修理と買い替え、どちらを選ぶべきですか?
-
使用年数と修理内容によって判断します。
10年以上使用している場合や、コンプレッサー・基板など高額修理が必要な場合は、買い替えを検討したほうが良いケースもあります。当社では無理な修理はおすすめせず、状況に応じて正直にご案内しています。 - メーカー修理と街の修理業者、どちらに依頼すべきですか?
-
早さ・費用重視なら街の修理業者が向いています。
メーカー修理は安心感がありますが、日程調整や費用が高くなることがあります。街の修理業者であれば、ガス漏れや部品修理を柔軟に対応できる場合があります。 - 少し効きが悪いだけでも修理相談して大丈夫ですか?
-
もちろん大丈夫です。
初期段階で点検すれば、軽微な調整や早期修理で済むことも多く、結果的に費用を抑えられます。「完全に動かなくなる前」の相談をおすすめします。 - アイリスオーヤマエアコンが冷えない・暖まらない時はどうすればいいですか?
-
まずは設定・フィルター・室外機周辺を確認し、改善しなければ専門業者へ相談してください。
原因を放置すると、修理費が高額になる可能性があります。早めの点検が安心です。
まとめ|アイリスオーヤマエアコンが冷えない・暖まらない時は早めの点検相談を
アイリスオーヤマエアコンが冷えない・暖まらない原因は、設定ミスや汚れなど軽微なものから、冷媒ガス漏れや室外機不具合といった修理が必要なケースまでさまざまです。
初期段階で原因を特定できれば、大きな故障や高額修理を防げる可能性があります。
「修理が必要か分からない」「買い替えか迷っている」という段階でも、点検だけで判断できることが多くあります。
効きが気になり始めたら放置せず、早めに専門業者へ相談することが安心です。
冷えない・暖まらない症状でお困りの際は、まずはお気軽にお電話ください。
状況を確認したうえで、最適な対応をご案内します。







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