急にエアコンが冷えなくなるトラブルは良く発生します。
では、実際にどういう原因と修理方法があるか詳しくご紹介します。
- 故障が原因で冷えない
- 設置方法・使い方の問題で冷えない
まず、故障により冷えないパターンと使用の問題で冷えないパターンがあります。
多くの場合は、故障による冷えないになりますので、故障による冷えないからご紹介します。
エアコンの冷えないトラブルについて決定版を書きました。この記事に全てを記載していますのでまずは、この記事を読んでください。
この記事には
- 今すぐ出来る対処法
- 症状からわかる故障原因
- 修理方法と概算金額
- 技術の高い業者の見分け方
この記事を読むと、信頼できる良い業者へ依頼することができると思います。
故障が原因で冷えない
故障による冷えないを大きく2つに分かれます。
- 冷媒ガス(フロンガス)が抜けて冷えない
- 機械故障で動かないから冷えない
冷媒ガス(フロンガス)が抜けて冷えない
冷媒ガスで冷やしたり・暖めたりしている
エアコンや冷蔵庫など冷やす家電品は、冷媒ガス(フロンガス)による冷凍サイクルで冷やしています。
冷凍サイクルは難しいので冷媒ガス(フロンガス)を循環させて冷やしたり・暖めているというくらいの認識でOKです。
ここが重要!!
冷媒ガス(フロンガス)は使っても減りません
ガスと聞くと100円ライターや都市ガス・プロパンガスなど使うと減るものが多いのでエアコンのフロンガスも減ると勘違いしている方が多いです。
冷媒ガス(フロンガス)は、使用しても減りません!
実は、漏れています。
漏れるのはなぜ?
- 接続部の劣化による漏れ
- 接続部の施工不良による漏れ
- 熱交換器のクラック(ヒビ)からの漏れ
上記の他にも室外機を少し動かそうとして接続部が破損して漏れるなどもあります。
では、修理が出来るか、いくらかかるかと説明していきます。
まず結論からお伝えすると、熱交換器のクラック(ヒビ)は、修理が出来ません。
熱交換器は、非常に緻密が構造になっており修理が出来ません。
熱交換器の交換は出来ますが、5万~7万くらいかかり、新しいエアコンへの買換を選ぶ方がほとんどです。
修理が出来るトラブルは、接続部からの漏れです。
接続部は、フレアという施工方法で接続されています。
このフレアが破損して漏れていることが多いです。
誰が修理できるの?
エアコンの取付を出来る業者であれば施工可能です。
比較的簡単な施工になるので施工業者も多いと思います。
しかし、技術がピンキリなので、技術の高い業者に依頼することをオススメします。
どんな業者に依頼したらいいの?
法改正もあり、エアコンの取付工事は、第二種電気工事士が必要になりました。
電線ケーブルを扱う工事が対象になり、ガス補充・充填・チャージをするには資格は不要です。
しかし、技術がしっかりした作業員を選ぶには、第二種電気工事士を取得した作業員が良いと思います。
私の所感ではありますが、技術がある作業員(会社)の方が価格が良心的な印象です。
機械故障で動かないから冷えない
エアコンは室内機と室外機があります。
宅内に設置された室内機が動いていても室外機が動いていない場合があります。
冷えない場合は、まず室外機を確認してください。
室外機が動かない原因
- 室外機の基盤故障
- コンプレッサー故障
最も多い故障は、基盤故障です。
この場合、故障した基盤を交換出来ますが、3万~4万くらいの費用がかかります。
小さな畳数のエアコンの場合は買換と合わせて検討することになると思います。
設置方法・使い方の問題で冷えない
この場合はセルフチェックで解決できます。
簡単なチェックリスト作りましたので確認してみてください。
簡単セルフチェック
- 送風モードではなく冷房になっているか
- 室内機フィルターが汚れていないか
- 室外機に草などが入っていないか
- 室外機の前に物を置いていないか
- 室外機に日光があたっていないか
- 畳数はあっているか
- エアコンの畳数はあっているか
最後に
空調メーカーのダイキン工業のX(Twitter)での冷えない場合の対処法が発信されています。
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