エアコンガス漏れ修理の秘密兵器!ナイログでガス漏れ対策

ナイログ

エアコンのガス漏れで冷えない・暖まらないというトラブルになったことはありませんか?

冷えない・暖まらないというトラブルの原因の1つがフロンガスが漏れていることです。

フロンガスがエアコン設置時の接続部から漏れることが多いとされています。
その接続部からの漏れを防ぐ商品があります。

それは、「ナイログ」という商品です。

目次

ナイログの商品概要

ナイログの商品概要

商品名:ナイログ
メーカー:アサダ
コードナンバー:RT201B
標準価格:2,500円
使用可能温度:-37°C~210°C
容量:30mL

ガス漏れを防ぐ「ナイログ」の特徴

メーカーサイトのキャッチコピーは
「独特の粘着性!高圧漏えいを防ぐ解決策!!」
となっています。

簡単に説明すると粘着質な液体で接続部の隙間を埋めるパッキンやシーリングのようなものです。

エアコンの接続部が銅と銅を接着してナットで締め付けられているのみなので施工の仕上がり次第で隙間が出来てしまいます。その隙間埋めで活躍する部材となります。

粘着性について

糸を引くような粘着性で、使用感としてはボンドのような感じだと思います。
シーリングより液体で垂れてくるくらいになっています。

この画像より全然、液体に近いです。
かなり大げさな画像になっています。

実物を写真で撮ったの確認してください。

実際には、このように液体に粘着性をプラスした感じだと思ってください。

非常に扱いやすい粘着性で長期保存していても固まることはなく、紛失しない限り使い続けることができる商品です。

エアコンのガス漏れを防ぐ効果

エアコンは、室内機と室外機を冷媒管というもので繋いでいます。

室内機と室外機を繋いている冷媒管が4箇所で接続されています。(家庭用エアコンの場合)

接続方法も変わっていて、「フレア」と呼ばれる接続方法です。
変わっていると言ってもかなり原始的で驚きます。

素人感覚だと、逆に漏れそうで怖いですし、もっと良い方法は無いのかと思ってしまいます。

フレアの写真を下記になります。

ラッパ型の管の端をナットで押さえつけているだけの接続方法です。

ここに「ナイログ」を塗布して接続することで漏れる可能性を大幅に軽減することが出来ます。

エアコンのガス漏れに関しての記事は下記に書いていますので合わせて確認してください。

ナイログのデメリット

基本的にメリットしかないナイログですが、施工の腕前によってデメリットに変わります。

それは、ナイログを塗布する際に、フロンガスが通る穴を塞いでしまうことです。

穴を塞ぐ主な原因
  • ナイログの量が多い
  • 塗布する箇所を間違っている

この2点になります。特に塗布する量には気を付けないといけません。

価格が安く良い!非常に経済的

非常に経済的です。

容量:30mLですが、50台くらいはエアコンを取り付けれると思います。
1本2500円だとして50台取り付ける場合の1台は、50円になります。

50円しかかからずガス漏れが防げるのであれば絶対に使った方が良いです。

実際のところ、お客様にナイログ使用料などとオプションで請求している業者はいないと思います。

少し手間がかかって、少しコストがかかりますが、丁寧な作業をする業者は使っているイメージです。

個人的には、この商品を使っている業者に依頼したいものです。

細部のこだわる施工、細部のこだわることが出来る業者に依頼したいです。

その他の良いところ

粘着性があるとはいっても完全に固着しないので何度もやり変えることが出来ます。

引っ越しでエアコンを別の家で再取り付け(移設)する時もエアコン本体をキレイな状態に出来ます。

ただし、エアコンの再取り付けなどの際は、以前のナイログは取り除いて、新しくナイログを付けてください。

ナイログの再利用は逆に隙間を作る原因になりガス漏れ原因になる可能性があるので新しく塗布してください。

ナイログの類似商品

同じような商品としていくつか販売されています。
スプレー式をご紹介します。

商品名:フレアガード
メーカー:タスコ
内容量:180ml
価格:1850円

商品名:エアコン パル
メーカー:BBKテクノロジーズ
内容量:180ml
価格:2300円

両方ともエアコン部材や工具を販売しているメーカーです。
液体(ジェル)式が良いか、スプレー式が良いかになります。

エアコンの冷媒ガスが循環する穴を塞がないようにする為にも液体(ジェル)式がオススメにはなります。

最後に

本当にオススメの商品・施工方法です。
たったこれだけの施工手順・費用でガス漏れを防げるなら全体に使ったほうがいいです!

仮にエアコンのガスが漏れると3万~5万くらいの費用がかかりますので事前に業者にお願いして付けてもらってください。

使わない業者には依頼しないほうがいいです!

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