自宅での掃除を毎日できればプロの業者に依頼しなくてもいいはず。
しかし、なかなか忙しくて出来ない人がほとんどだと思います。
もちろん、細部まで掃除を毎日することは現実的はありません。
そんな時は時々、ハウスクリーニングを依頼してプロに任せる方が生産性が高いと思います。
そんな中、通常の掃除に、ちょっとしたひと手間で効果バツグンの裏技をご紹介します。
ちょっとひと手間がかかるのでどれなら出来るかを検討したもらえたらうれしいです。
- 通常の掃除を1グレードアップさせたい人
- 掃除の時間は限られているが効果を上げたい人
- なるべくハウスクリーニングを依頼したくない人
- ハウスクリーニングを依頼する回数を減らしたい人
- 頑固汚れで悩んでいる人
お酢で水垢を除去
水垢は、蛇口やシンク、シャワーヘッドなど水回りの表面に発生する白い汚れです。これは水に含まれるカルシウムやマグネシウムが乾燥して結晶化するために生じます。この水垢は市販の洗剤ではなかなか取れませんが、家庭にある「お酢」を使うと簡単に落とせます。
方法
お酢(酢酸)は酸性なので、アルカリ性の水垢を中和して取り除く働きがあります。布やキッチンペーパーにお酢を染み込ませ、水垢が気になる部分に巻きつけます。10~15分ほど放置した後に軽くこすり、水で流します。頑固な汚れには少し時間を延長するとよいでしょう。
注意点
お酢は酸性が強いため、大理石などの素材には使用しないように注意が必要です。
重曹とお酢で排水溝の詰まりを解消
排水溝の詰まりは、髪の毛や油汚れ、食べ物の残りかすが原因です。これらの汚れは蓄積すると水の流れを阻害し、悪臭の原因にもなります。重曹とお酢を使えば、化学反応を利用して簡単に解消できます。
方法
まず、排水溝に重曹をカップ1/2杯ほど振りかけます。その上から、カップ1/2杯のお酢を注ぎます。すると、泡が発生しますが、これは重曹(アルカリ性)とお酢(酸性)の反応です。15分程度待った後、熱湯を排水溝に流し込むと汚れが洗い流されます。
注意点
熱湯を使う際、プラスチック製の排水管には適度な温度に調整することが大切です。
クエン酸でカビ取り
浴室や窓周りに生じるカビは、湿気の多い場所で特に発生しやすいです。市販のカビ取り剤を使うのも良いですが、化学薬品に抵抗がある場合には、クエン酸を活用した自然な方法があります。
方法
クエン酸を水に溶かし、クエン酸スプレーを作ります(クエン酸大さじ1に対し水200mlの割合)。このスプレーをカビのある部分に吹きかけ、しばらく放置します。その後、古い歯ブラシやスポンジでこすり、流水で洗い流します。特に頑固なカビには、クエン酸スプレーをした上にラップをかけ、浸透させるとより効果的です。
注意点
クエン酸を水に溶かし、クエン酸スプレーを作ります(クエン酸大さじ1に対し水200mlの割合)。このスプレーをカビのある部分に吹きかけ、しばらく放置します。その後、古い歯ブラシやスポンジでこすり、流水で洗い流します。特に頑固なカビには、クエン酸スプレーをした上にラップをかけ、浸透させるとより効果的です。
注意点: クエン酸は酸性が強いため、金属部分に長時間触れさせないようにしましょう。錆びる原因になります。
新聞紙で窓ガラスをピカピカに
新聞紙を使った窓ガラスの掃除は、昔ながらの方法ですが、今でも非常に効果的です。新聞紙の繊維が細かく、またインクに含まれる油分がガラスをツルツルにする役割を果たします。
方法
窓ガラスを水や薄めた中性洗剤で軽く湿らせ、新聞紙を丸めてこすります。窓の表面に残った水分や汚れを新聞紙が吸収しながら、ガラスを磨き上げます。最終的に光沢のある仕上がりになります。
注意点
新聞紙に使われているインクが窓枠や壁に付くことがありますので、周りに注意して行いましょう。
歯ブラシで細かい部分の掃除
細かい部分の掃除には歯ブラシが非常に便利です。歯ブラシの毛先は細かく、通常のスポンジや布では届かない狭い場所までしっかりと入り込みます。
方法
歯ブラシに少量の重曹をつけ、蛇口の根元やタイルの目地、換気扇の隙間などをこすります。歯ブラシの柔らかい毛が汚れをかき出し、キレイに仕上がります。古くなった歯ブラシを再利用するのも良いアイデアです。
注意点
プラスチック製の歯ブラシを使うと、金属部分を傷つけないので安心です。
ベビーパウダーで床のきしみ音を防ぐ
フローリングが歩くたびにきしむ音は、木材同士が擦れることが原因です。この問題には、意外にもベビーパウダーが効果的です。
方法
きしみが発生する部分の隙間にベビーパウダーをまきます。細かい粉が木の隙間に入り込み、摩擦を軽減して音を抑えます。その後、柔らかい布や掃除機で余分なパウダーを取り除きます。
注意点
パウダーが大量に残ると床が滑りやすくなるので、しっかり拭き取ることが大切です。
マヨネーズで木製家具の輪染みを除去
木製のテーブルにできるコップの輪染みは厄介ですが、マヨネーズを使って簡単に消すことができます。
方法
マヨネーズを少量、輪染みの部分に塗り、数時間(4~6時間程度)放置します。その後、柔らかい布で拭き取ります。マヨネーズの油分が木に染み込んだ水分を分解し、輪染みを目立たなくします。
注意点
長時間放置しすぎると、逆にシミができる可能性があるので注意しましょう。
ドライヤーでシール跡を簡単に取る
シールやステッカーを剥がした後の粘着跡は厄介です。そこで、ドライヤーを使えば簡単に剥がせます。
方法
ドライヤーの温風をシールやステッカーの跡に直接当てます。温風によって粘着剤が柔らかくなるので、その後は簡単に剥がすことができます。残った粘着剤は、布でこすり取ります。
注意点
プラスチック製品や熱に弱い素材には注意し、熱を当てすぎないようにしましょう。
アルミホイルで焦げ付き汚れを除去
フライパンやグリルにこびりついた焦げ付きは、洗剤だけでは取れないことがありますが、アルミホイルを使えば簡単に落とせます。
方法
アルミホイルを丸め、フライパンやグリルの焦げ付き部分をこすります。アルミホイルの硬さが焦げをこそぎ落とすのに効果的です。洗剤と一緒に使うとより効果的です。
注意点
コーティングされたフライパンには、アルミホイルを使わないようにしましょう。コーティングが剥がれる恐れがあります。
コーヒーフィルターでホコリ取り
テレビやパソコンの画面は、静電気でホコリがつきやすい場所です。そこで、コーヒーフィルターが活躍します。
方法
コーヒーフィルターで画面を軽く拭くだけで、ホコリを取り除き、画面をピカピカにします。フィルターの素材が柔らかく、スクリーンを傷つけないので安心です。
注意点
コーヒーフィルターに水や洗剤を使用せず、乾いた状態で使うのがポイントです。
まとめ
この10つの技を参考にしてご自宅での清掃が効率よくなればうれしいです。
しかし、限られた時間の中で完璧な清掃をすることは難しいです。
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