「ダイキンエアコンが急に冷えない/暖まらない…」「今すぐ直したいのに業者がつかまらない」
そんな緊急トラブルは、冷媒ガス不足やガス漏れが原因の可能性が高く、放置すると症状がどんどん悪化します。
当店はダイキンの修理実績が豊富で、その場でガス漏れ点検・真空引き・ガス補充まで即日対応。
施工写真付きで作業内容を明確にお伝えするので、初めての方でも安心です。
「今日どうにかしたい」「早く冷える状態に戻したい」という方は、下のボタンから今すぐご連絡ください。

ダイキンエアコンが「冷えない・暖まらない」主な原因とは?
冷えない、暖まらない場合の原因は、主にガス漏れによるガス不足ですが、その他にもいくつかあります。
原因次第で簡単に自分で修理・改善できる場合もありますので、まずは主な原因を確認しましょう。
ガス不足・ガス漏れによる冷暖房能力の低下
エアコンは冷媒ガス(フロンガス)で冷やしています。
そのガスが減ると冷えない、暖まらないというトラブルになります。
ガスが少し減るくらいでは、なかなか気づきませんが半分ほど減ると急に性能が低下して冷えなくなります。
フィルター詰まり

フィルターが詰まると空気を取り込む量が減り、エアコンから出てくる風が弱くなります。
風が弱いと冷たい風の量が減り、なかなか気温を下げることが出来なくなります。
熱交換器の汚れ

エアコンは、フロンガスで低温になった熱交換器の間を空気が通ることで冷える仕組みになっています。
熱交換器が汚れることで空気に低温が伝わらず冷えにくくなります。
室外機まわりの環境(風通しや設置位置)

室外機まわりに障害物を置かないように最低限、確保しないいけない距離が設けられています。
この距離以内に物があると室外機まわりの空気循環が行われなく室外機が止まって冷やすことができなくなります。
冬は雪が積もって室外機が動かなくなっている場合もあります。
霜取り運転の頻発(暖房時)
暖房特有のトラブルに霜取り運転があります。
夜中や早朝が冷え込む日に室外機に霜が張るときがあります。
エアコンには霜を溶かすモードがあり、この霜取りモードの場合は室内が暖まらなくなります。
霜取りモードは10分程度でしが、ながい場合は30分程度になる場合もあります。
霜を取り除いたらお部屋が暖かくなります。
内部基板・センサーの不具合
エアコンは室内温度を感知するサーミスタというセンサーがあります。
センサーが故障すると正しく室温を感知できなくなり、冷えすぎたり、冷えなかったりというトラブルになります。

冷媒ガス不足・ガス漏れが起こる仕組み(技術解説)
冷媒ガスの役割(冷暖房サイクルの基本)

エアコンの冷えない・暖まらないトラブルで最も重要なのが、この冷媒ガスの役割です。
冷媒ガスは、エアコン内部で 熱を運ぶための血液のような存在で、冷房・暖房ともに欠かせません。
冷房時は、室内の熱を冷媒ガスに吸収させ、室外へ放出することで室内を冷やします。
反対に暖房時は、外の熱を冷媒ガスが取り込み、室内へ運ぶことで暖めています。
この熱移動を「冷媒サイクル」と呼び、
ガスの量が不足するとサイクルが正常に回らず、冷えない・暖まらない症状が必ず起こります。
配管継ぎ手の緩み・劣化によるガス漏れ

室内機と室外機を冷媒管で繋いでガスを循環させます。
冷媒管を接続する為にフレア接続というラッパ型に加工して接続しますが、そのフレアが変形してガス漏れすることが最も多いです。
銅でできたフレアは薄く変形しやすいので施工する際は注意が必要です。
また、接続時にゴミなどが付着していると隙間になりガス漏れの原因になります。
施工不良によるガス漏れ

フレアに凸凹があったり汚い場合にもガス漏れします。
フレア加工に慣れていない作業員や安価な工具を使用して歪なフレアになりガス漏れしている場合もあります。
この場合は、完全に施工不良です。
経年劣化による微細なピンホール漏れ

ピンホールとは小さな穴が開くことです。溶接で接続された箇所が経年劣化でピンホール漏れします。
溶接箇所は主に室内機内部か室外機内部で修理ができないことが多いです。
分解して修理することも可能な時もありますが高額になるので交換を選ばえるお客様がほとんどです。
ガス不足時に起こる症状(霜付き・能力低下)

冷房運転でガスが漏れると白くなります。
低温のガスが漏れるので霜がつき白くなるのが原因です。
ガスが漏れると性能が低下して下記の症状になります。
- 温度を最低設定にしないと冷えない(冷房)
- 温度を最高設定にしないと暖まらない(暖房)
- 朝と夜は冷えるが日中は冷えない(冷房)
- 日中は暖かいが朝と夜は暖まらない(暖房)
- 気温が低い日は冷えるが気温が高い日は冷えない(冷房)
- 気温が高い日は暖まらるが気温が低い日は暖まらない(暖房)
上記の症状は、ガスの量が減っているサインです。
完全に無くなると全く冷えない、全く暖まらないという症状になります。
まずは症状チェック|冷えない・暖まらない時に確認すべきポイント
リモコン設定・温度・運転モードの確認
リモコンの設定間違いがないか確認してください。
冷房、暖房のモードになっているか、温度設定はあっているか、確認しましょう。
うっかり問題ではありますが時々いますのでご確認ください。
室内機フィルター・吹き出し口の状態

フィルターが汚れていると風が弱くなり冷えない、暖まらないの原因になります。
フィルターは自分で水洗い出来るので汚れていたら洗いましょう。
エアコン上部からも空気を吸い込むので室内機上部にホコリが溜まっていないかも確認してください。
吹き出し口の方向も重要です。冷房は上、暖房は下です。
比重の問題で暖かい空気は上、冷たい空気は下に行くので風向を確認して室内の空気を上手に循環させましょう。
室外機の風量・温度のチェック
冷房の正常時は、室外機から暖かい風がでます。送風の場合はガス漏れの可能性が高いです。
逆に暖房運転時は、冷たい風が正常です。暖かい風が出ている場合は異常が起こっています。
ダイキンエアコンが冷えない・暖まらない主な原因(ダイキン特有の傾向)
室外機の保護機能(安全制御)が強く働くため能力が落ちる
ダイキンはコンプレッサー保護の安全制御が強め。
ガス不足・圧力異常が少しでもあると能力が大きく低下し、冷えない・暖まらない症状が出やすい。
ダイキン特有の熱交換器構造に汚れが付きやすい
「ストリーマ」搭載モデルは熱交換器が複雑構造で、汚れによる効率低下が起こると急激に冷暖房能力が落ちる傾向。
霜取り運転の制御がシビアで暖房能力が落ちやすい(暖房時)
ダイキンは外気温の影響で霜取りが入りやすく、外気温が低い地域では“暖まりにくい時間帯”が長くなることがある。
ガス漏れに敏感で圧力低下するとエラーなしで能力が低下
ダイキンは圧力センサーが優秀だが、微量漏れの場合はエラーが出ず、「なんとなく効きが悪い」という状態が続くのが特徴。
室外機ファンモーターの劣化による能力低下
ダイキンはファンモーターの制御が細かいため、わずかな劣化でも能力が落ちやすく、冷えない原因になる。
ダイキンエアコンは非常に優秀です。優秀が故に他メーカーと比較してこのようなトラブルが起こるように思います。
※あくまで弊社が修理をしてきた実績から所感です。
当社のガス補充・ガス漏れ修理の流れ(施工写真あり)

ガスの圧力を計測して圧力が低下している場合はガス漏れになります。
ガス漏れが確定した場合は、エアコンのどこでガス漏れが起こっているか調査します。
室外機のフレアで漏れている場合が非常に多いです。

変形したフレアを切り落として新しくフレアを作成します。
正しい大きさ、断面に凹凸がなく、きれいなフレアを作成します。

新しいフレアを接続して、エアコン内部の空気を吸い出して真空状態にします。
15分~20分程度、真空状態をキープできればガス漏れしません。
経験に頼らず、しっかりと確認作業を行います。

エアコンにはそれぞれ適正なガスの量と種類が決まっています。
重量計をつかって1g単位で入れていきます。

ガスを入れて循環させたら接続部にスプレーを吹きかけ泡立たないか確認します。
ここで泡立つ場合は微量のガスが漏れているので再施工します。
ガス漏れしないか何度も確認します。

最終確認として、室内機から冷たい風が出ているか温度計で確認します。
弊社は、施工中に何度も確認作業を行います。
手を抜かず、丁寧な作業をおこなっております。
ダイキンエアコンの冷媒ガス補充・漏れ修理の料金目安と注意点
ガス補充修理の目安修理費用をご案内します。
ガス補充修理はダイキンエアコン特有の特集な修理はありません。
また、エアコンごとにガスの種類や量がことなりますで、実施の修理費用とは若干異なる場合もありますのでご了承ください。
| 作業内容 | 単位(数量) | 修理費用の相場 |
|---|---|---|
| フレア加工 | 1箇所 | 2,000円~3,000円 |
| 真空引き | 1回 | 8,000円~15,000円 |
| 冷媒ガス | 100g | 1,000円~3,000円 |
| ガス補充 | 1回 | 8,000円~15,000円 |
| エアコンクリーニング | 1台 | 10,000円~15,000円 |
| お掃除機能付エアコンクリーニング | 1台 | 18,000円~25,000円 |
| 完全分解洗浄 | 1台 | 6,000円~10,000円 |
| 防カビチタンコーキング | 1台 | 3,000円~5,000円 |
| 室外機クリーニング | 1台 | 3,000円~5,000円 |
上記、料金表以外にもエアコントラブル別の修理料金シミュレーションを作成していますのでご利用ください。


ダイキンエアコンが冷えない・暖まらない時によくある質問
- ダイキンエアコンが突然冷えなくなりました。最も多い原因は?
-
冷媒ガス不足(ガス漏れ)が最も多い原因です。特にダイキンは冷媒回路の負荷が高いため、少量のガス不足でも冷えが大きく落ちます。風は出るのに冷えない場合は、ほぼガス系トラブルです。
- 暖房が弱く、風がぬるいのですが修理が必要ですか?
-
はい。暖房は冷房以上に冷媒量が重要で、ガス不足だと顕著に能力が落ちます。室外機の霜付きがあれば、ガス漏れの可能性が極めて高いです。
- ガス補充だけしてもらえば直りますか?
-
ガス補充だけでは一時的に回復しますが、根本はガス漏れの修理が必要です。当店では原因箇所の特定(フレア部・配管腐食・室外機内部など)まで行います。
- 室外機が止まったり動いたりするのですが故障ですか?
-
ガス不足や室外機内部のセンサー異常が考えられます。ダイキンは保護制御が敏感で、異常を検知するとコンプレッサーを自動停止します。
- 室内機は動いているのに冷えないのは何ですか?
-
コンプレッサーが動いていない可能性があります。ガス圧低下、負荷異常、基板保護などが原因です。
- 室外機のファンが回らないのですが冷えない原因になりますか?
-
なります。室外機ファンが回らないと放熱できず、冷房も暖房も効きません。ファンモーター故障・基板不良・配線断線が多いです。
- フィルター掃除だけで改善することはありますか?
-
軽度の風量不足であれば改善しますが、「冷えない・暖まらない」レベルではほとんど解決しません。ガス系・室外機系の修理が必要なケースが大半です。
- 冬に暖まらないのは室外機の霜取り運転のせいですか?
-
霜取り中は暖まりませんが、長時間続く場合はガス不足や熱交換器の汚れが疑われます。通常は5〜10分で復帰します。
- 修理費用はどのくらいですか?
-
ガス漏れ箇所の修理によって異なりますが2万円台~4万円台が目安になります。
- どれくらいで来てもらえますか?
-
地域によりますが、当店では最短即日対応しています。ガス不足は進行するほど重症化するため、早めの診断がおすすめです。
まとめ|ダイキンエアコンが冷えない・暖まらないときは早めの点検が重要
ダイキンエアコンの「冷えない・暖まらない」トラブルは、冷媒ガス不足・ガス漏れ・室外機トラブルが原因であることが非常に多く、放置するとさらに症状が悪化し、修理費用も高額になります。
特にダイキンは性能が高い分、冷媒量や熱交換効率の変化に敏感で、少しのガス不足でも能力低下が顕著に現れるのが特徴です。
「風は出るのに冷えない/暖まらない」「室外機が止まる」「霜がついている」などのサインがあれば、
早めの点検で大きなトラブルを防ぐことができます。
当店では、
- ガス漏れ診断
- 真空引き・ガス補充
- 室外機・配管の修理
- 施工写真付きの丁寧な説明
まで一貫対応しており、ダイキン修理の実績も多数あります。
「今日どうにか直したい」「すぐ家に来てほしい」という緊急の方もご相談ください。
最短即日で伺い、原因特定から修理までワンストップで対応いたします。







コメント